ベビーサークルを3千円で自作してみた

12月 19, 2019

自分の娘がはいはいをし始めたのでベビーサークルが欲しくなりました。ただ市販のベビーサークルを買うと安くても1万円くらいしてしまうことがわかりました。


なのでDIYして安く抑えることにしました。
かといって木材を組み合わせても手間もかかるしあまり安くならないので、キャンドゥのマルチパネル(35cm x 35cm)を使用します。
これを縦4枚、横5枚使用したので140cm x 175cmの広さが確保されます。

35cm x 35cm で1枚100円

まずは結束バンドでパネル同士をつないでいきます。
パネルには表と裏があり、裏面はパネルの端が内側に折り込まれていて指で触ると痛いので、赤ちゃんが触ってしまわないように裏面がサークルの外側に来るように配置した方が良さそうです。

※マルチパネル専用のジョイントもキャンドゥで売られているのですが、簡単に外れてしまうので赤ちゃんがつかまり立ちするようになると使い物になりません。
結束バンドだけでもそれなりに形にはなるのですが、パネルの接続部が関節みたいに自由に動いてしまうので木材で固定することにしました。下の写真が固定後になります。

この固定部分の作り方を紹介していきます。
まずは角材ですが、今回は12mm x 30 mmのものを使用しました。下の写真は長さが60cmのものになりますが、こちらを6cmに切っていきます。

また、赤ちゃんが触っても大丈夫なように角を落とす必要があるのですが、 ホビーかんなという小さいかんなが便利です。ホビーかんなである程度角を落としてからやすりをかけて丸みをつけます。


角材を6cmの長さに切って、さらにやすりをかけた後がこんな感じです。

これを1か所あたり2個作ってサンドイッチして固定するのですが、片方に十字の溝を掘ります。

ツールを揃えればいい感じに溝が掘れるとは思うのですが、私は100均の糸のこぎりで掘ったのでなかなか大変でした。参考までに制作過程の写真が以下です。

下書きをして
縦に5mmほど切り込みを入れて
斜めに切り出します

溝の寸法関係ですが、定規で測るよりはマルチパネルの骨組みがぴったりはまるように実際に角材をパネルに当ててみて鉛筆で印をつけるとよいと思います。

溝が掘れたらネジ止めのための穴を開けます。今回使用したネジはM3サイズ(太さが3mm)の長さ3cmのもので、穴を開けるドリルは2.5mm径のものを使用しました。

ネジで固定するまえに溝に骨組みを当ててみて必要に応じて追加で削るなど微調整します。

しっかり固定できそうと確認できたらネジを締めて固定していきます。
念のため、、万が一ナットが落ちてもサークル内に落ちて赤ちゃんが誤飲しないようにナットは外側にしました(あと、ナットからはみ出るネジの先端が指に当たると痛いので)。

サークルの角の部分はこんな感じで固定しました。ですがこの固定の仕方が最適かどうかは微妙です。。

パーツはこちらのような感じです。左のパーツは固定時に下側、右のパーツは固定時に上側に来ます。

あらかじめ開けるよりずれにくいかなと思い、 一度2か所を先に留めてから3か所めの穴を開けました。

完成したベビーサークルがこちらです。DIYツールが貧弱なのもあり角材加工がしんどく、角材での固定はパネルの上側だけで諦めました(下側は結束バンドのみ)。あと、軽いので押されたら簡単に動いてしまうので壁際に寄せたり収納ボックス等で外側から押さえてあげるとよいでしょう。

かかった材料費ですが、税抜で
・ マルチパネル(35cm x 35cm) 100円 x 18枚 = 1800円
・角材(12mm x 30mm x 60cm) 122円 x 4本 = 488円
・ねじ(M3 30mm 8本入り) 100円 x 5袋 = 500円
・結束バンド 100円 x 1袋
で合計2888円でした。 以上です!

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