VAIO Fit 13AのCPUファンが壊れたので修理しました
先日、このブログの投稿にも使っているVAIO Fit 13A (SVF13N)から異音が出るようになってしまいました。3年の保証期間も過ぎているので新しいPCを購入しようかとも思ったのですが、どうやらCPUファンの交換で直る場合もあるらしいとのことで自前で修理してみることにしました。
めっちゃ異音出してる。 pic.twitter.com/nJKnUJ0BRc
— Tsurezure (@goike2013) January 5, 2020
動画の通り、CPUファンが壊れていることが確認できたので、こちらを交換しました。
Amazonで2,580円で購入しました。
基本的にはiFixitのページに記載の内容そのままなのですが、一応下記に実際に行った手順をご紹介します。
Vaioを裏返しにしたのがこんな感じです。こちらからネジを外していきます。
滑り止めのゴムの裏にもネジが隠れています。両面テープはきれいに剥がせませんでした。
こちら側のゴムも外して下に隠れたネジを外します。
やはり両面テープはきれいに剥がれません。
なので、下記のようにネジが隠れている部分だけピンポイントで剥がすようにしました。
全部ネジを外しました。
ネジの大きさは場所によって異なるので、場所を忘れないように場所に対応した並びでネジを保管しておきましょう。
パネルを外していきます。写真では金属製のピンセットを使用していますが、プラスチック製のヘラの方が安全かとは思います。
数センチ~十数センチ間隔で爪で留められているので、一個ずつパチパチ外していきます。
ちなみにこの作業をして初めて本体にボリュームキーが付いていたことに気が付きました。。
裏蓋を外す際の注意点ですが、イヤホンジャックの口が裏蓋に引っかかっているのでそのまま外そうとするとイヤホンジャックごともってかれて壊れてしまいます(おそらく)。
ですので外側に少しずらしながら裏蓋を外しましょう。
イヤホンジャックを壊さずに取り外すことができました。
裏蓋を外すとこんな感じです。
これからCPUファンを外していくのですが、iFixitではヒートシンク(ファンの上側を通っている金色の金属)ごと交換する手順を紹介していました。ただ、熱源のCPUとヒートシンクの熱伝達をしっかり行うためにグリスを塗りなおす必要があり、めんどくさそうなのでヒートシンクはそのままにファン単品を交換することにしました。ファンを取り外した後の写真がこちら。ネジは3か所でした。挿されていたケーブルは結構固かったですが、慎重に力をかけてなんとか外せました。
外したCPUファンがこちら。右端に見えている銅箔は、ヒートシンクと繋ぐように貼られていました。
ちなみに、ファンを外す過程でどうしてもヒートシンクを持ち上げる必要が出てくるのですが、その際にヒートシンクが少し曲がって浮き上がってしまうようになってしまいました。
さて、これから新品のCPUファンを取り付けていきます。
ヒートシンクとの接触部分に貼られていた銅箔テープは再利用できなさそうだったので、新たに銅箔テープを用意しました。(さらっと自前で銅箔テープ用意してしまってますが)なければ無理して貼らなくても大丈夫かな、とは思います。
銅箔をファン側に貼った状態でヒートシンクの横に潜り込ませます。
ケーブルを接続し、ネジを留め、さらに浮き上がってしまったヒートパイプの固定の目的も兼ねて上からも銅箔テープを貼りました。
あとは裏蓋をはめてネジ留めをすれば完了です。
修理完了後の姿は通常時と当然変わらないので写真は撮っていないですが、無事に異音が消えて今まで通りに使えるようになりました!めでたしめでたし。
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